怪獣兄、仕事をしてお給料を頂く
親が子供に抱く様々な夢(妄想)は、
それを子供に押し付けない限り自由だと思っている。
怪獣兄、「酒屋の子供」としてこの世に誕生した、
が、しかし、彼が将来「酒屋の店主」になるかどうかは
本人も、もちろん誰にも分からない。
そしてそれを強制するつもりは更々ないのである。
母は思う。
世の中にはたくさんの職種がある。
「やりたいこと、なりたいもの」を子供のうちに見つけたら
それはある意味「ラッキーな子供」だ。
殆どの子供は(大人さえも)見つけることはなかなか難しいのかも。
でも今はこんな興味深いテーマパークがあるのだ。
ディズニーランドより価値がある(?)、
お仕事体験が出来る「キッザニア」へ行った。
「さあ、怪獣兄、あなたは何に興味がある?」
母の熱い思いをよそに、
怪獣兄、「仕事」なんだか「遊び」なんだか
とにかく夢中であった
▲パイロット(写真なし) ▲お給料(キッゾ)をもらって嬉しそうである。
銀行で口座を作り、稼いだお金を貯金する。
貯金だけじゃつまらない。
怪獣兄は運転免許試験場へ行き、運転免許を取得し(10キッゾ)
レンタカーを借りた。(5キッゾ)
遊びながらのお仕事体験。
親は一切手助けせず(出来ず)、子供が自分で探し、聞き、体験する。
まさに本当の「子供の国」であった。
親子共々、大満足の1日だったのである