勉強酒場vol.５「刺網ナイト」授業内容

2024年３月の勉強酒場は特別授業でした。
小田原と湯河原の中間にある江之浦漁港を拠点に、相模湾で漁を営む
刺網漁師さんの江森正典さんに「刺網漁とは？」を伺いながら、
アンコウの捌き方を見せて頂きながら、
奥様・真奈さんのアンコウ尽くし漁師料理を楽しみながら・・・と
何ともスペシャルな勉強酒場となりました。

「刺網漁」とは、魚が遊泳するところをさえぎるように網を海底に張り、
魚を網の目にからませて獲ります。
勉強酒場前日の朝、アンコウが２匹刺網にかかっていて、この夜は江森さんの
アンコウ捌きを拝見できました。吊るさなくても捌けます、とのこと。驚きでした。

この夜のお料理は、アンコウ皮の湯引きの酢味噌、胃袋の味噌煮のあぶり、
あん肝のなめろう、身の唐揚げ、身のチップス、アラと大根の汁物、卵のカラスミ。
アンコウ以外ではイシダイ、サンノジ、タカノハ、ウツボ、ヒラメ、カサゴのお刺身、
全ての魚のアラを焼いてとった骨スープにご飯を入れたお茶漬け、
刺身にして引いた皮の唐揚げの甘酢漬け、などなど。
お見事な奥様・真奈さん料理でした。お写真なくすみません。

お刺身をはじめ、酢の物、焼き物、揚げ物、汁物まで、色々な調理法でのお料理で
お酒は辛口、にごり、フルーティー、濃厚な味わい・・・
様々なタイプのお酒が寄り添いました。

江森さん独立漁師として刺網漁のほかに、釣り船・海真丸を営んでらっしゃいます。
是非今度、仕立て船で江森さんと釣りにチャレンジしたいと思います。
ありがとうございました！