勉強酒場vol.8「天穏~予習編~」授業内容
2024年5月の勉強酒場は「天穏~予習編~」でした。
お酒には生もと造り、山廃、速醸もと、そして先日の御前酒会にて学んだ菩提もと、
などさまざまな造りがあります。各蔵それぞれの思いを込めてこだわりの造りをしているのですが、
なんと、ひとつの蔵でこれらすべての造りをしているところがあります。
それが島根県出雲市にある『天穏(てんおん)』蔵元・板倉酒造さん。
勉強酒場では、いつの日か板倉酒造の蔵人さんをお迎えして特別授業を!と思っています。
というわけでみなさん、まずはそのための準備をしましょう!という授業でした。
造りの違い、様々な温度帯で楽しめるのはもちろん、
この日はKODANEというどぶろくが登場し、あんこをのせてぜんざい風になったり、
柚子を散らし香り良く爽やかな味わいに変身したり、どこまでも美味しく楽しい時間でした。
板倉酒造さんに行った際、小島杜氏に案内して頂きました。
スケッチブック片手にいらっしゃり、「なぜ人はお酒を造ると思いますか?」という
質問から始まりまして、杜氏の哲学をスケッチブック(13枚以上)にてお話してくださいました。
「なぜ人は酒を造るのか、なぜ人は酒を飲むのか」
これはいつかの日かの勉強酒場で板倉酒造・蔵人さんと共に授業させて頂きたいと思います。
その日をお楽しみに!
*スケッチブックの一部*