フランスで活躍する若手醸造家・大岡さんがやってきた!
ついに大岡さんが、遠い国・おフランスからはるばる宮川酒店にやってきた。
いつぞやか阿部慎之介さんが(たまたま)お店にやってきた時よりも何だか緊張してしまう。
意外に私はありんこの様な心臓の持ち主である。
「ようこそ、お越しくださいました」
「よくここで(こんな場所)で商売をしているな」と思われたであろう、
「僻地」にたたずむ宮川酒店に足を運んで頂いてとても嬉しく思います。
都会より田舎の方が好きだ、とおっしゃる都会育ちの大岡さん。
田舎より都会の方が面白いのではないか、と思う田舎育ちの私。・・・複雑だ
その後「大岡さんと一緒にワインを愉しもう!」のワイン会に出向く。
▲まだお客様のいない会場で何やらワインの話をしている。
▲冷やして飲むワイン、早めに開栓するワイン、常温でのワイン、
それぞれのワイン達がベストな状態でお客様に飲んで頂きたい
▲大岡さんの作業も続く
▲そしてやっぱりワインの話が続く
▲全18種類の大岡さんワインがラインナップ。主催者が言うのもおこがましいが・・・すごい
▲人前で話すのが決して得意ではない店主のあいさつ。今回も苦しい展開であった(?)
▲なにはともあれ・・・「サンテ(仏語で乾杯という意味)」
(注)「ルネッサ~ンス」ではない
大岡さんは色んなお客様とワインの話や醸造家になるまでの経緯や思いなどを話していた。
何とも気さくで「誠実」という言葉が似合う方である。
そう、この会は「ワインを造った人と一緒にその人のワインを愉しむ」という
何ともシンプルでちょっとだけ贅沢なワイン会である。
美味しいワインとお料理、そしてワインを通しみんなで時間を共有する。
この上なく「素敵な時間」なのではないだろうか
私から大岡さんに質問。
「ワインを造る過程で一番ウキウキ楽しみに思う作業は何ですか?」
こたえ。
「剪定(せんてい)です。」
ワインを造る時に、どの葡萄を使おうか木と睨めっこしながら考える、その時が楽しいとのこと。
おそらくセンスと経験がものを言う作業で、ワイン造りにおいての重要ポイントなのだろう
細かく丁寧な作業で造られるワイン達、これからも心して頂きたいと思う