【木花咲耶姫の会】二年目の姫酒です。
今年も岡山より、御前酒蔵元 辻本店・辻麻衣子杜氏をお迎えし
二日間に渡った日本酒の会で、たっぷり麻衣子さんが醸すお酒たちを堪能しました。
造った本人がそこにいて、酒話に耳を傾けながら味わうお酒は、この上なく美味しく贅沢です。
宮酒店舗変身計画実行後、初めて自分のお店で日本酒の会「木花咲耶姫の会」を開きました。
「酒屋で酒会」「酒会を酒屋で」
何だかわくわく、この田んぼの目の前のこの店内での酒会、
「中井町で真庭市(岡山県)を感じよう」が密かなコンセプトでした。
麻衣子杜氏にお願いし、麻衣子杜氏の好きな岡山の酒の肴、チーズ、真庭の野菜を送って頂き、
それにはこのお酒、というお話を頂く・・・。
世の中がサッカーのワールドカップで盛り上がる中、
私は「この酒会半端ないってー」とw、心で叫んでいたのは内緒のはなし。ふふふ。
「酒屋で酒会」は少し勉強モードも取り入れまして、呑兵衛のココロに杜氏の気持ちが伝わったのかなと。
一度伝わると呑兵衛はずっと心してくれる、それが真の呑兵衛である、きっと。
▼木花咲耶姫 純米大吟醸 生酒
昨年初リリースされたお酒。女性杜氏が醸し、酒屋の女将たちが伝える「女性を想うお酒」です。
一年目は、恥ずかしがり屋でお堅いイメージの姫酒でしたが、一年経ちすっかり優しくなりました。
ぬる燗にするとより一層優しい。
二年目の姫酒は生酒。物腰柔らかながらしっかりした真を持つ、そんな女性(お酒)のイメージです。
こうして秋に出る火入れ、三年目の姫酒、変化、成長する女性(お酒)を飲み手の皆さまと見守り続けたい
そんなふうに思えるお酒です。
●木花咲耶姫についてはこちらの嫁ブログをどうぞ。
▼宮川熟成を飲み比べ、杜氏のご意見を頂く。これもひとつの酒遊び。
▼宮ばあばの豚汁とおにぎり。おにぎりは水の代わりに木花咲耶姫で握る。
▼一日目は、ハダノ浪漫食堂にて「木花咲耶姫の会」でした。
▼二日目は、SAKANA Dining &Bar 和にて「御前酒の会」でした。
今回の二日間で「酒屋の役割」を再認識。
そこには酒があり、酒の肴があり、人が集う。
そんな時間を作れたら、酒屋冥利に尽きる!というものです。
ありがとうございました。