スイスから友人(親子)がやって来た【最終回】
スイスの友人親子は、日本に来てからずっと
「Japanese Pear=梨」を探していた。
それは10年前、初めて日本に来た際に「梨」を食べ
その瑞々しさと美味しさに感動したそうだ。
そしてスイスに「梨」はない。
で、再び来たからには日本でしか食べられない「梨」を
是非とも堪能したい、が、まだ時期ではない
日本に着いた初日に友人親子はスーパーへ行き、
「梨」と信じて「青りんご」を買ってきた。
デパ地下で出会った梨は信じられないくらい高価で手が出せないし・・・
そんなこんなんで帰国する日がやってきた。
時が過ぎるのは何とも早いものである
言葉が通じない怪獣兄妹と魔女、
気付くと「ありがとう」「ダンケ(スイスドイツ語)」「123…」などなど
少ない言語を使いコミュニケーションをとっている。
魔女が自分で覚えた日本語の中でちょっと気になる言葉がある、
「イタイイタイ」と「ちょっとまって」。
・・・誰が常用していたかは言うまでもない。とほほほ
友人と私は、あたかもまたすぐ会うかのように
仰々しい挨拶もせず、さらり「またね」とハグをした。
涙目(それに伴い鼻水)なんてなんのその、
世界は大きいが実はそんなに大きくない。
そんなこんなで、
店主からの↓プレゼント↓を持って友人親子は帰っていった
店主の急な(無理な)要求に対応してくださったS商店さん、
本当にありがとうございました
また会う日まで