勉強酒場vol.6「ヒレ酒ナイト」授業内容
2024年4月の勉強酒場は、前回の刺網ナイトに続いて、相模湾の魚を学びました。
テーマは「ヒレ酒」。西湘の魚くんYさんが趣味で集めて干した【ヒレコレ】の中から
アレヤコレヤをヒレ酒にして飲み比べしました。
ちなみにYさんの【ヒレコレ】は・・・
アカカマダイ、シロアマダイ、イトヨリダイ、カワビシャ、ニザダイ、ヒブダイ、イシダイ、
イネゴチ、マトウダイ、タカノハダイ、ホシセミホウボウ、ヒデダイ、ツバメウオ、イズカサゴ、
クロサキ、ニベ、コショウダイ、ギンザメ、オキトラギス(焼干し)、ヒメコダイ(焼干し)、
マダイ小(焼干し)、サクラダイ、タマガシラ、クロマグロ(メジ)、マアジ(骨付き)、ヒラメ。
これら全てをヒレ酒にしますと朝になってしまうので、皆さんが思う数種類を選びました。
ひれ酒はなぜ美味しいのか?それはヒレやアラの部分にはイノシン酸が多く含まれていて、
高タンパクでアミノ酸(=旨み)の含有量が多いのです。特にふぐのヒレはグルタミン酸と
イノシン酸の二つの旨味成分が合わさり、特に強い旨みを感じます。さらに低脂肪の魚で
雑味や臭みのないクリアな旨味を持っています。
「相模湾でいちばんうまいヒレ酒」が決まる運命の瞬間、好評だったのはヒラメとホウボウ。
魚によって、本当に味わいは様々。とても貴重な時間でした。
そんな中「やっぱりふぐヒレ酒が一番だったりして。」とのささやき声もありました。笑
それも含めてお勉強酒場!でございます。ありがとうございました。