「笑」と「涙」、そして嫁がおもうこと
まだ秋真っ只中だが、
今年の秋は色々あった。
色々とは
「畑で結婚式」と「宮じいじがお空へ行く」である。
「結婚式」と「お葬式」、
一見正反対、でも本当はそうじゃないのかもしれない。
「おめでとうを贈ろう!」のおめで隊を作ったKさんが以前、
「おめで隊は最終的に葬儀などのお手伝いも出来たらいいな。だって葬儀も一つの・・・」
・・・なんて言ってたかな。大事な言葉が思い出せない。
とにかく、それを聞いたときあまりイメージできなかった。
が、しかし、今の私は何となくその意味がわかる。
上手く説明できないが、例えば「酒」を通して言うならば、
そこにはいつも「酒」がある。結婚式にもお葬式にも「酒」があるのだ。
正反対だけど飲む人たちが思う気持ちは、その時に酒を飲む気持ちは、
きっと同じだ。
その人を祝い、その人を偲ぶ。
そんな感じである。
それに気づいた今年の秋。「酒屋の嫁」歴、えーっと、13年。
ひとまずここまでたどり着く。
そして続くよ、まだまだ続く。
「酒屋の嫁」、定年は60歳と決めている。(内緒)