再び酒蔵へ行く理由(酒屋の嫁事情)
今年2月に妄想旅歴15年を卒業した私が、またもや旅、、、ではないが酒蔵へ行かせて頂いた。
理由がある。
それは「木花咲耶姫-コノハナサクヤヒメ-」という日本酒のためである。
ありがとうございます。
西日本を中心に全国18店舗の「酒屋の女性」が集まった。
もちろん私などペーペー以上(以下)のペーペーである。
大先輩方のお話は、毒の中にもたくさんのポジティブで思いやる言葉があり
「幸せ」「感謝」を感じながら「酒屋の女将」または「酒屋の嫁」をされていることが
ぐんぐん伝わってくる。
私はどうだろうか、、、と思いつつ。
今回のコンセプトは「女性に向けたお酒を」である。
辻本店の中庭にある「木花咲耶姫様」のほこら。
麹の神様でもある咲耶姫様からの贈り物、目に見えぬその何かを頂戴し、
女性特有のやわらかさと芯の強さを兼ねそえた銘酒を、との思いから出来上がる。
「女性杜氏」が醸した銘酒を「酒屋の女性」が皆さまにお届けするべく、
熟成前の段階を試飲させて頂いたり、ラベルデザインの話合いに参加させて頂いたりした。
▼デザイナーさんを囲み、ラベルを考える。ラベルは顔であり、第一印象となる。
「女性のやわらかさと芯の強さ」を表す顔はどれか。
この時(春)に試飲させて頂いた時の感想は、なんとなくメロンぽくもあったような。
麻衣子さんは「これから夏の間熟成し、秋の出来上がりが楽しみです。」とのことだった。
あっという間に夏がやって来て、秋が来ればリリースされる。
御前酒菩提もと・雄町米の純米大吟醸。
雄町米40%まで磨き、洗米から蒸し、仕込み時の放冷までほぼ手作業で丁寧に仕込まれてる。
雄町米の米の旨み、菩提もとの乳酸による旨みがありながら、きれいな味わい。
手作業ができる限界の仕込みのだめ2400本の数量限定。
10/1より店頭にて販売開始。
「女性を想うお酒」も華やかで心地酔いが、
私はこちらも捨てがたい、のは内緒のはなし。w▼